外でランニングをしている人やジムで運動している人を見ると、ほとんどの人がスパッツを履いているのを見かけませんか?
その多くは着圧レギンスで、今やダイエットのための商品だけではなくスポーツをしやすくしてくれるためのアイテムともなっています。
今回は着圧レギンスを運動のときに履くことによって得られる効果と、愛用者である私が感じた運動時の効果、おすすめの運動の種類をご紹介。
「着圧レギンスを運動のときにも履きたい!」と思っている人は要チェックです。
着圧レギンスを運動のときに履くと得られる効果
さまざまな着圧レギンスが販売されていますが、基本的にはどの商品も運動のときに使用可能で、じっとしているときに履くよりも、身体を動かしているときに履くほうが多くの効果を見込めます。
ここでは運動のときに着圧レギンスを履くメリットをご紹介していきましょう。
代謝が上がるのでカロリー消費量が多くなる
多くの着圧レギンスは、身体を加圧することによって凝り固まっている筋肉をほぐしたり、滞っていた老廃物を流してくれるので、これによって老廃物が流れると血流が良くなり、代謝がアップし、脂肪燃焼効果が高くなりカロリーを多く消費してくれるのです。
また、汗をかきやすくなるので老廃物が流れて血液の循環も良くなり、運動効果を高め足だけでなく全身の引き締めをサポートしてくれます。
おすすめの着圧レギンスはグラマラスパッツ。
私自身も2年近く愛用していて、グラマラスパッツ以上の締め付け感がある着圧レギンスは他にありません。
疲労を溜めにくくする
運動をすると、
- 下半身に疲労物質が溜まりやすくなる
- それにより疲れてしまったり筋肉痛になる
こういった問題が起きるのですが、軽い運動をしながら着圧レギンスを履いて疲労物質を流してあげることで、翌日に疲れを残さない効果も期待できます。
せっかく運動をするのであれば、快適に運動を続けたいですよね。着圧することによって運動をしている最中でも疲れを感じにくくなるので、長時間運動を続けることも可能に。
脂肪の揺れを抑えて運動効率アップ
ウォーキングやランニングをしていると、お腹や足などの脂肪が揺れてしまい、運動のパフォーマンスが下がってしまうことってありませんか?脂肪が揺れていると気になって、運動にあまり集中できなくなりますよね。
着圧レギンスを履くことによって脂肪が締め付けられるので、運動がやりやすくなって見た目も良くなるなど一石二鳥です。
引き締め効果により見た目が整う
外で運動をしている人や、ジムでトレーニングをしている人は動きやすいように短いズボンを履いていることが多いですよね。
そのままの状態だと肌が露出してしまうので、自宅以外で運動をするときは着圧レギンスを履くことをおすすめします。
着圧レギンスを履くことによって下半身が加圧されるので、実際よりも少し細く見えるので見た目が整ってモチベーションも上がりさらに運動が楽しくなること間違いなし。
冷えを防止して体温の低下を防ぐ
運動をしているときは基本的には体温が上昇した状態ですが、
- 汗をかいたまま風に当たっているとき
- 外の気温が低い時
などは体温が低下しやすく、体温が下がってしまうと筋肉が硬直してしまい可動域が狭くなって怪我をしてしまったり、血流が悪くなって代謝が落ちてしまうなどさまざまな悪影響があります。
着圧レギンスを履いて運動することで体温の低下を防ぐことができるので、外で運動をするときはできる限り着圧レギンスを履くようにしてください。
着圧レギンスを履いて運動をするときの注意点
着圧レギンスを履いて運動をすると、代謝が上がったり見た目が引き締まるなどのメリットがありますが、いくつか注意点もあります。
ここでは運動をする際の注意点を1つずつ解説していきますので、着圧レギンスを履く前後に必ず確認するようにしてください。
加圧されている位置を確認する
着圧レギンスの多くはお尻と太もも、ふくらはぎの部分に加圧ラインが入っています。
ここは他の部分よりもさらに加圧が強い部位になっているので、しっかりと所定の位置にきているかという確認が必要です。
この加圧ラインがねじれていたりズレていたりして正しい位置に無いと、本来得られるはずの効果が得られないため、必ず加圧ラインの場所のチェックは行うようにしてください。
サイズの合った物を着用する
着圧レギンスはほとんどの商品でサイズが選べるようになっています(まれにフリーサイズのものも販売されています)が、自分の身体のサイズに合ったものを選ばないと、
- 着圧が緩すぎて効果が無い
- 締め付けが強すぎて血行不良になる
などの影響がでてきてしまいます。
必ず身体のサイズの計測をしてから着圧レギンスを購入するようにしてください。
着圧レギンスを履いた状態で行うおすすめの運動
どのような運動でも、着圧レギンスを履くことで相乗効果を期待できるのですが、ここからは特におすすめな運動をご紹介していきます。
ダイエットや体型維持をしたい人にも効果のある運動なので、ぜひ着圧レギンスを履いて実践してみてください。
ウォーキング・ランニング
ダイエットや体型維持に特におすすめの運動がウォーキングです。
身体に大きな負担をかけることなく行えて、体力の消耗も少ないので継続しやすいのがメリット。
ウォーキング・ランニングの効果を高めるコツ
ウォーキングとランニングもただ歩く・走るだけよりも、以下のことを意識するとより効果が得られます。
- 大きく手を振る
- 呼吸を大切にする
- かかとから着地して、つま先で地面を蹴り上げる
ランニングは走り続けられない人は走った後にウォーキングを挟むなどの対策を行ってください。
ヨガやストレッチ
ヨガやストレッチは激しい動きをすることなく、身体の柔軟性を高めることができ、着圧レギンスを履くことによって体温が上がって、可動域を広くする効果が期待できます。
足を広げてもズボンから下着が見えないこともメリットなので、ヨガ及びストレッチをするときは着圧レギンスを履いて、足のむくみやだるいを翌日に持ち越さないようにしましょう。
おすすめのストレッチ
- 床に座ってあぐらをかいた状態になります
- 足の裏同士をくっつけて、両膝を手で床に軽く押し付けます
- 痛気持ちいいところでストップして、そのままの状態で10秒キープします
このストレッチでは股関節とお尻の筋肉を伸ばすことができるので、ゆっくりと呼吸をしながら行ってください。
ヨガの効果を高めるコツ
- インナーマッスルを鍛えるためにお腹を凹ます
- 呼吸を意識する
ヨガは大きくゆっくりとした呼吸がメインになってくるので、しっかりと息を吸って吐くことを忘れないようにしたいですね。
筋トレ
筋トレのときに着圧レギンスを履くことで、加圧トレーニングの役割も果たしてくれます。
常に身体を締め付けた状態でトレーニングをすると筋肉がさらに鍛えられるので、脂肪燃焼効果も高まりダイエットに効果的です。
体型維持にも大変効果があるので、着圧レギンスを履いて行うようにしてください。
おすすめの筋トレ
- 足を腰幅に開きます
- 左右どちらかの足を身体の後ろに持っていき、後ろ足の膝が床につかない程度に曲げていきます
- 同時に前足の膝がつま先から出ない位置まで曲げます
- 後ろ足で床を蹴るようにして元に戻し、反対も同様に行います
この筋トレはレッグランジという筋トレで、少しのスペースを確保するだけで気軽にできるので、スキマ時間を見つけてしてみてくださいね。
筋トレの効果を高めるコツ
- 回数よりも質を意識する
- 毎日数分でも良いので継続して行う
- 筋トレ後にたんぱく質を摂取する
筋トレは長時間やるよりも、短時間で質を意識して行う方が効果が高くなります。
また、筋トレ後にたんぱく質を摂ることで筋肉の修復を促し元よりも強くしてくれる効果が得られますので、たんぱく質を多く含む食事を意識してください。
まとめ
今回は着圧レギンスを運動のときに履くメリットと、おすすめの運動をご紹介しました。
着圧レギンスを履いて運動を行うことで消費カロリーを増やしたり、外的刺激(気温など)から守ってくれるという効果があります。
しかし、加圧されている位置がズレていたりサイズが合っていないと全く効果を感じられなくなってしまうことも。
着圧レギンスを履いて運動をすればかなりのダイエット効果を得られますが、難しい人は
- ウォーキング
- ヨガやストレッチ
- スキマ時間での筋トレ
などの気軽に取り組める運動を取り入れてみてください。
これらの運動を着圧レギンスを履いて行うとむくみが取れるので、下半身太りの悩みから開放される日も近くなりますね。